
月経痛(生理痛)
- 痛みが強く、下腹部痛のほかに腰痛や頭痛、吐き気、下痢やめまいなどの全身症状を伴う場合は「月経困難症」といいます。
- 月経困難症は2つに分けられます。
- 「機能性月経困難症」
- 特に病的な異常がない場合は「機能性月経困難症」といいます
- 疾患:月経困難症
- 「器質性月経困難症」
- 何らかの疾患が原因となっている場合は「器質性月経困難症」といいます
- 疾患:子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症
生理不順
月経周期が通常の約25~38日に当てはまらない状態です。
具体的には、月経が不規則であったり、周期が極端に短いまたは長い場合、または月経が止まってしまうことをいいます。
生理不順(月経不順)は3つに分けられます
「無月経」 妊娠の可能性がなく、月経が3か月以上来ない
「稀発月経」 月経周期が通常とり2-3カ月と長い
「頻発月経」 月経周期が通常よりも短くなり、21日未満で繰り返し月経が来る
おりもの異常
- おりものとは、膣・子宮・外陰部からの分泌物になります。
- おりものに「臭い・量が多い・色がおかしい・茶色」などの症状がある方は「クラミジア」「淋菌」「カンジタ症」「トリコモナス」などの可能性があり、子宮に異常がある場合がございます。
- ポロポロしたチーズ状の白いおりもの
- 疾患:カンジダ膣炎
- 灰色・白濁した生臭いおりもの
- 疾患:細菌性膣炎
- 黄緑色・悪臭がするのおりもの
- 疾患:淋菌(淋病)感染症
- 水っぽいおりもの
- 疾患:クラミジア感染症
- 赤色・茶色・ピンク色のおりもの
- 疾患:子宮がん・子宮体がん
- 黄色・悪臭がするおりもの
- 疾患:子宮頚管炎
- 赤茶色・膿のようなおりもの
- 疾患:子宮頚管ポリープ
外陰部「かゆみ・はれ・痛み・できもの」
- 外陰部の「かゆみ・はれ・痛み・できもの」は「性感染症」「バリトリン腺嚢腫」「ヘルペス感染症」「バリトリン腺嚢腫」などの可能性があります。
- かゆみ
- 疾患:カンジダ性膣炎・トリコモナス症・性器クラミジア・淋菌(淋病)・性器ヘルペス・接触性皮膚炎(かぶれ)など
- 腫れ
- 疾患:バリトリン腺嚢腫(細菌感染)・ヘルペス感染症・接触性皮膚炎(かぶれ)・粉瘤など
- 痛み
- 疾患:バリトリン腺嚢腫(細菌感染)・ヘルペス感染症・トリコモナス症など
- できもの
- 疾患:ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・梅毒・バリトリン腺嚢胞など
不正出血
- 生理以外で膣からの出血を「不正出血」といいます。
- 「不正出血」の原因は大きく5つに分かれてます。
- 性感染症が原因の「不正出血」
- ホルモンバランスが乱れが原因の「不正出血」
- 排卵期の出血が原因の「不正出血」
- 膣、子宮、卵巣などの病気が原因の「不正出血」
- 妊娠する際に起こる着床出血や妊娠中の出血が原因の「不正出血」
疾患:卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症・子宮内膜ポリープ・子宮頚管ポリープ・子宮頸がん・子宮体がん・膣がんなど

ピルは大きく4つに分けられます
- 低用量ピル:避妊目的(自費診療)、月経困難症や子宮内膜症の改善(保険診療)
- 黄体ホルモン剤:避妊目的 (自費診療)、月経症状の改善
- 中用量ピル:生理日の移動
- アフターピル:性交渉後の緊急避妊薬
ピルのメリット
- 飲み忘れがなければ約99%の避妊効果があります
- 生理日移動ができます
- 月経困難症、生理痛・月経前症候群(PMS)などの症状緩和ができます
当院で取り扱っている低用量ピル(自費ピル)・避妊パッチ
低用量ピル(自費ピル)
マーベロン212,500円(税込)
ファボワール282,500円(税込)
トリキュラー282,500円(税込)
ヤスミン2,500円(税込)
ミニピル(自費ピル)
セラゼッタ2,500円(税込)
スリンダ3,500円(税込)
避妊パッチ
パッチピル(Evra Patch)5,000円(税込)
低用量ピル処方において必要な検査
- 初めに処方した1シートの低用量ピルを飲み終えるころに血液検査が必要です。
- 低用量ピルを飲んで副作用がある場合は、血液検査に項目が追加されたり超音波検査が必要になるときがあります。
- 毎年1回の定期的な血液検査が必要です。
下記の内容に該当する方は低用量ピル(自費ピル)の処方できません!
- 48歳以上の方
- タバコを1日10本以上喫煙する方(減らせる方は除く)
- 低用量ピルや女性ホルモン剤でアレルギー等の症状が出る方
- 「子宮がん・乳がん」と診断された方
- 手術を2週間後に予定している方、手術後4週間以内の方
- 妊娠中や授乳中の方(妊娠の可能性のある人も含む)
- 出産後4週間以内の方(1ヶ月健診にて要確認)
- 片頭痛や我慢できない頭痛があってコントロール不良の方
- 高血圧、高脂血症、静脈血栓症、糖尿病またはその可能性のある方
- 血栓症の方、過去に血栓症と診断された方
低用量ピルのデメリット・副作用
- 吐き気・倦怠感・頭痛・不正出血・胸のはり・むくみ・血栓症のリスクがございます。
- もし、副作用が出ている場合やご不安な症状がある場合は病院にご相談ください。
ミニピルとは
- 黄体ホルモンのみでエストロゲン成分が含まれていません
- 血栓症のリスクが内服していない場合とほぼ同等です
ミニピル(セラゼッタ®) 2,500円(税込)

- 毎日一定時間に内服することで、排卵を抑制し避妊効果が期待できます
- 3時間以内の内服時間のずれまで許容した有効性試験で、パールインデックス(避妊をした100人の女性が1年間に
- 妊娠する件数)は0.4であり、低用量ピルとほぼ同等です
- また、出血は不規則にはなりますが、全体的な出血量は減りますので、過多月経・月経痛の改善も期待できます
スリンダ® 3,500円(税込)

- ドロスピレノン4mgを成分とするプロゲスチン単剤(POP):ミニピルとして、日本で始めて認可をうけて発売され
- ました
- 24日間ホルモン成分の入っている薬を飲み、4日間ホルモン成分の入っていない偽薬を内服します
- 偽薬の期間中に月経のような出血が起こる薬です
- 1日分飲み忘れた時は、翌日の気づいたときに1錠といつもの時刻に1錠内服すれば避妊効果は保たれます。2日以
- 上飲み忘れた場合は避妊効果が落ちます
低用量ピルとの違い

使用方法
- 最初の錠剤は月経初日に服用してください。その後は、出血の有無に関わらず、毎日1錠ずつ決まった時間、24時
- 間おきに継続して服用してください。服用開始後7日間は避妊効果がありませんので、コンドームなど別の方法で
- の避妊が必要になります。
- 休薬は入れずに避妊をしたい日まで毎日内服します。
- 下記から服用開始した場合は最初の7日間でも他の避妊方法を併用する必要はありません
- 妊娠初期の中絶後当日
- 出産後または中期中絶後21-28日目
- 低用量ピルの偽薬を含まない最後の日の翌日
- 膣リングもしくは避妊パッチをのけた日
服用を忘れた、内服時間が遅れた場合
- <セラゼッタ®の場合>
- 2回の服用間隔が36時間以上経過した場合、避妊効果が低下する可能性があります。服用が12時間以内に遅れた場
- 合は、忘れたことに気づいた時点ですぐに服用し、次の服用は通常の時間に服用してください。 12時間以上遅れた
- 場合は、次の7日間は別の避妊法を使用してください。セラゼッタ服用開始後1週間以内に服用を忘れた場合、他の
- 避妊方法を考慮する必要があります。
- 子宮・卵巣の異常の有無がわからない、月経不順、無月経、不正出血がある場合は、処方前に婦人科検診を受けていただく必要があります
- 肝機能異常の既往歴がある場合、内服前に肝機能が正常化しているか確認する場合があります
- 18歳未満は内服ができません
- 性ステロイド感受性悪性腫瘍の疑い、既往がある場合は内服ができません
- 現在活動性のある静脈血栓塞栓症がある場合は内服できません
- ミニピルの使用中に持続性高血圧が発現した場合、または著しい血圧上昇が降圧療法で十分に改善しない場合は、服用中止となる場合があります

副作用
- <セラゼッタ®の場合>
- 不正出血、不規則な出血
- その他は、ニキビ、気分の変化、乳房の痛み、吐き気、体重増加がございます。
- <スリンダ®の場合>
- 主な副作用として、不正出血、下腹部痛、月経異常(過少月経、過多月経、不規則な月経など)、
- 頭痛、腹痛などが報告されています。気になる症状がみられたときは医師にご相談ください。
定期検査
- 1年に1回、肝機能採血チェックが必要となります。
- 職場で健康診断を受けている方、他院で採血をされている方は結果提示いただくことで代用できます。
- 採血機会がない方は、一般採血 2980円をご利用ください。
ミニピル(セラゼッタ®・スリンダ®)のオンライン自費診療について
ミニピル(セラゼッタ®・スリンダ®)ご希望の方
自費診療 ミニピル(セラゼッタ®・スリンダ®)の方は、こちらからお申込みください。
- 郵送申込には[070][080][090]から始まる携帯電話が必要です。
- オンライン診療にはクレジットカード・QRコード決済が必要です。
- 郵送料は無料です
- 問診票等の確認後、問題なければ決済フォームをお送りしますので支払いをお願いします。
- 支払い確認後、発送致します。
- 15:30までの決済で、当日発送、翌日ポストインされます。(一部地域は翌々日到着)
- 返品受付、会計後のキャンセルは対応いたしません。
月経移動 4980円
- 中容量ピルを数日間内服していただくことで生理の時期をコントロールすることができます。
月経移動の方法としては生理を早める方法と遅らせる方法があります。
直前になりますと変更が難しくなりますので、3~4週間前にはご来院ください。
アフターピル
- コンドームが破れた・コンドームを途中で外してしまった・コンドームなしで最後は膣外射精だった場合はアフターピルが必要となります。
当院で取り扱っているアフターピル
ヤッペ法(避妊失敗後72時間まで) 2錠内服後12時間後に再度2錠内服4,980円(税込)
レボノルゲストレル(避妊失敗後72時間まで) 1回1錠内服8,000円(税込)
エラ(避妊失敗後120時間まで) 1回1錠内服8,000円(税込)
アフターピルについての注意!
- 診察後の服用キャンセル・相談のみになった場合は「診察料: 平日2,980円・土日夜間3,480円」が必要です。
- 「ヤッぺ法」の服用中に喫煙すると心臓や循環器などに副作用が高まる恐れがあります。
- アフターピルは妊娠を防止しますが、100%防止できる薬ではありません。
- 身分証明書をお持ちでない場合は処方できません。必ずお持ちください。
- 当院では48歳以上の方へアフターピルを処方いたしません。
- 問診票の項目に異常がある場合は処方できない場合があります。
- 医師の診察なしで、アフターピルをお渡しすることはできません。